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豊中での種蒔き

2018/10/28

豊中市北部PTA連合会主催の講演会を
豊中市立第十三中学校で開催。

通常PTAの講演会は
保護者向けの話が多いのですが
今日は、生徒たちに話している様子を保護者が見るという
ちょっと珍しい構図。

話の内容は
子供たちよりも
大人たちの心に響いていたようにも思います

教育の成果というのは
次のテストでいい点を取るのが成功
入試で合格するのが成功
といった考え方で
短い期間での成果だけを期待して見ると
必ずそのひずみが子供の中に現れるものです。
長い人生の中で
子供にとって何が大切なことか
その大切なものを身につけさせてあげたい
そう考える師が
近くにいてあげたら
きっと、子供の人生にとっては大きな意味がある。

そう思っています。

 

講演会も
話を聞いてくれた子供たちに
すぐに変わることを期待して話をすることはありません。

人生のどこかで
今日の話を思い出し
生きる力になるよう、自分を支える柱になるよう
想いを込めて話をします。

要は種蒔きです。

いつか芽が出て
大きく育ち
たくさんの実をつけ
誰かに手渡すべくたくさんの新しい種を生み出す。

そういうチャンスをもらえたことに
心から感謝したいと思います。