「天賦の才」
なんて言い方があるくらいなので
「もって生まれた才能」
と聞くと労せず開花するイメージがあるが
才能を開花させて生きているすべての人が
他の人が及びもつかないほどの努力をして
その才能を開花させているという事実を忘れてはいけない。

子供に可能性を語るときも
『可能性は無限だ』
というと簡単に開花するように感じるかもしれないが
その無限の可能性を開花させて生きる人は
本当に並々ならぬ忍耐と努力を続けて生きている人でしかない。

もって生まれた才能を開花させるのは簡単ではない。
『天賦の才』だって
その人の人並み外れた努力によって
磨き出されたものだ。

ちょっとやったくらいで上手くいかないからって
「自分には才能がない」
と思ってしまう人には、せっかくその人に与えられた天賦の才さえ
顔を見せてくれない。