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今と昔をつなぐ

2020/08/26

火曜の夜に行われている講座「日々のこと」

昨日は旧暦の七夕ということで
せっかくですからみんなで「月」を観察しました。

明治時代になってから暦が変わるまで
日本は太陽太陰暦を使っていましたから
月の形と日付はリンクしていました。
例えば三日月が出るのは「三日」だし、満月だったら「十五日」
逆に「一日」といえば月が出ない闇夜だし、「七日」といったら
必ず「上弦の月(右半分が光っている半月)」だったわけです。

そういう常識の中で日本は二千年以上文化を育んできました。

昨日は旧暦の七夕ということは「七月七日」だったわけですから
当然、「上弦の月」が見えるはずということで、日本全国の参加者たちが
自分のいる場所から月を眺めてみる。

そうすると、確かにそこには上弦の月がでている。
しかも、オンラインで離れているとはいえ、今この瞬間
みんなで一緒に同じ月を観ているという感覚で繋がることができる。
とても素晴らしい瞬間でした。

この夕べ ふりくる雨は 彦星の 早漕ぐ船の 櫂の散りかも

万葉集に読まれているこの歌は
上弦の月を船と見立てて、天の川をわたる彦星を歌ったもの。
 

オンラインで繋がるという今と、月をみて思いを馳せる昔を
つなぐとても贅沢な時間になりました。