未熟で生きる
2020/10/05
どれほど歳を重ねても
どれほど努力を重ねても
どこまでも未熟なのが人間です。
だから自分のことが許せなかったり
こんなんじゃダメだと常に自分を否定したりする。
でも、自分を許せない人は
人に対してもどこまでも未熟であるということを
許せないまま生きることになる。
幸せに生きるためには
自らが未熟さを克服し、完全な存在になるしかないと
するならば、すべての人の人生は苦しみの中に沈んでしまう。
どこまでも未熟な人間が
幸せに生きていくためには
お互いの未熟さを認めて
支え合って生きるしかありませんね。
あなたが素晴らしい人だから一緒にいたい
という人に囲まれて生きるのではなく
自分も未熟だから助け合いたいと思う人の輪の中にいられたら
どれだけ人生は安心で幸福だろうかと思います。