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楽しんでる業界

2022/04/18

楽しそうに仕事をしている大人を見ると
子供は自分も大人になったら、その仕事をやってみたい
と思うようになる。

一方で、毎日苦しそうに仕事に行く姿を見ると
子供はその仕事をしたくなくなったり、そもそも
大人になって働くことそのものにすらマイナスなイメージを持つ可能性もある。

時代とともに変化する
憧れの職業

一年という短いスパンでは大きな変化はないかもしれないが
数十年という期間を経て、大きく変化する。
そして、それを変えるにはやはり長い期間が必要になってくる。

昔は子供たちの憧れの職業の中に「学校の先生」は入っていた。

尊敬を集めていたということかもしれないし
自分の好きなことができるというイメージだったのかもしれない。
現に、塾において先生の採用の面接を何度も行ったが
「どうして先生になりたいの?」
という問いに対する答えて一番多かったのは
「自分が教えてもらったやり方で自分が成長できたので、それを子供にも教えてあげたい」
というものが多い。なる前から「子供たちに対して自分のやりたいこと」というのが明確にある人が多い。
でも一番は、出会った先生たちがみんな楽しそうだった。
ということでしょう。

みんながつまらなそうだったり、苦しそうだったり
仕事が大変そうだったら、子供たちは「先生にだけはなりたくない」と思うはずですから。
そして、今の時代少なくとも先生の大変さや苦しさは
子供たちに伝わってしまっているということでしょう。
何しろ、子供たちの憧れの職業の中から「先生」は外れるようになってきましたから。

どんな仕事も楽しんでするものです。

これが楽しめるかって状況の時でも、できるだけその中で楽しむ術を探す。

大人が楽しんでいる業界は未来がひらけているし
大人が楽しくなさそうな業界の未来は暗い。


なぜならその姿を子供達が見ていますから。
今日の仕事に対する姿勢がその業界の未来を大きく左右する。