Vol.163
2025/06/12

明日はメルマガ配信日です。
毎週金曜に発信しているメルマガ
Leader’s Villageは読むだけで、指導者が仕事が楽しくなるような
部下や生徒に伝えたくなるような内容をお届けしています。
全国のたくさんの先生や経営者
に購読していただいていますが、
話のネタが尽きない上司や先生、いつ聞いても面白い新しい学びを提供してくれる経営者というのは
実は、こういうところで学び続けているんですね。
指導者が学ぶことで
その指導者に育ててもらう人の人生は
大きく変わります。
興味があるという方のために
明日のメルマガ Vol.163号の内容の枕(本題に入る前の導入部分)をちょっと紹介。
毎週金曜朝配信
喜多川泰のLeader’s Village
(初月無料)
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側(はた)からどう見えるかは別として、上手に子育てしている親なんてどこにもいない。
誰もが必死で、試行錯誤しながら、うまくいかない中でも何とかしようと頑張っているのが子育てです。
「楽に、簡単に」
なんてできるはずもありません。
「こうやったらうまくいく」
という決まった方法などない。
それこそ子育て関係の本を読んで、怒らないでほめる子育てをしたいと思って挑戦しても、書いてある通りに親は声をかけているのに、子供の反応は、本に書いてある通りじゃなかったり。
そう、僕たちはどうしても「子供の反応」に引っ張られてしまう。
でも、「反応」はまったくよくないけど、実は心の中では大きな変化が起こっているということはよくあること。
「反応」と「内面の変化」は必ずしも同じじゃないんですね。
だから、実は親はあまり相手の反応を気にしない方がいい。
じゃないと、
「どうせ言っても変わらないから」
と大事なことを言わなくなってしまう。
でも、反応が変わらなくとも内面の変化は起こっているのだとしたら、反応を気にして言わなければ本当に何も変わらないままになってしまう。
では、彼らはいつ変わってくれるのか。
それは「あなたがいなくなったとき」だと思うんです。
お子さんがいる人は、ご自身のことを思い出してみてほしい。
子どもがまだ小さい頃、子どもを連れて実家に帰ったことがあると思うんです。
孫がきてくれたあなたのご両親は喜んで、お菓子からおもちゃから、もう好きなようにさせてあげる。大事にしているものを壊されても「記念になる」なんて笑ってたりして、自分が子どもの頃にそれを触ったときの態度とはまったく違うことに驚くことでしょう。
そんな時間の中で、あなたと子どもの日頃のやり取りをあなたの親は見るわけです。
親はいつまでたっても子どものこと、つまりあなたのことに(よかれと思って)口出ししたくなるもんですから、あなたのしている子育てについて気になることがあれば、気を遣いながらも、何か言うでしょう。言わずにおくことはできない。
「ちょっと、怒りすぎじゃない?」
「こんなに小さいうちから、こんなの食べさせちゃダメなんじゃないの?」
「今からスマホばかり見させないで、公園に連れてった方がいいんじゃない?」
そう言われたあなたは、どう反応するか。
おそらく、
「お母さんの時とは、時代が違うの!」
と怒って一蹴するのでは?
素直に「そうなのね、ありがとう」なんて受け入れる人、僕は見たことがない。
ただ、その場はでそうでも、実家から家に戻ってきたときに、やはり親の言葉は心に刺さっていたりする。
だから、子どもの寝顔を見ながら、
「ママ、最近怒ってばかりでごめんね」
なんて涙を流しながら、頭を撫でてあげたりする。
ほらね、あなたも親の前では「反応」しないけど、親がいなくなった場所ではちゃんと変化がある。
幾つになっても、子どもというのは親の言葉に対して素直に反応するのが難しいものです。
というわけで今週のテーマは
「ペルソナとシャドウ~人が変わるとき」
ちなみに、内容的には先週の続きだってことは忘れてませんよ。
ご安心ください。
行ってみよう!
(続きは 喜多川泰のLeader’s Village Vol.163号で)
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