本気でぶつかるから道が拓ける
2018/04/20
大阪府立交野高等学校で三年生に向けて講演をしました。
卒業後の進路を考えるときに
「自分は何に向いているのか」
ということで悩んでしまう高校生も多い。
ところが残念ながら
やったことがないことで
それが自分に向いているかどうかなんて
わかるはずありません。
だから
「やりたいことや、行ってみたい学部、分野が決まったら
勉強に本腰が入れられるんだけど…」
なんて考えている人は
どうしても後手を踏むことになる。
もっと目の前のことに
損得を考えずに
自分をぶつけていった方がいい。
向いてる、向いてないなんて考えずに
目の前にある壁に本気で全力でぶつかる。
それが自分の将来の役に立つからとか、立たないからなんて
打算的なことも考えずに
結果も考えずに、
ただ純粋に、やってくる壁だから逃げずにぶつかる。
そうやって本気でぶつかったときに
人生はパッと拓ける。
「人生がパッと拓けるそんな道が見つかったら、そこに突き進む」
なんて考えてると、考えてるだけで人生が終わってしまう。
突き進むから、パッと拓ける。
そんな経験は、受験の結果以上に、その人の人生における大きな財産になる。
ただただがむしゃらに自分の今日を
目の前の壁にぶつける。
そうやって行くうちに可能性は開花していく。
やったら意味ありそうなことだけを選んで「賢く」生きようとしていると
やったら意味ありそうなことを選ぶだけで時間を使い果たしてしまう。
多少遠回りでも
効率が悪くても
泥臭くても
無駄なことのように思えてもいいじゃない。
かまわず、本気でぶつかる人の先に道は拓けていく。