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器の使い方

2018/05/04

日常に起こる
様々なトラブルや想定外の出来事は
僕たちの人間の器を大きくしてくれる。

日々全力で目の前にやってくることに向き合っていると
人としての器はやがて大きくなっていく。
そのことを人間的成長という。

 

さて、大切なのはせっかく大きくした器の使い方。

 

どこかに行って何かを汲んでくるのであれば
大きな器を空にしてもっていった方がいいに決まっている。
そうすれば、たくさん持って帰ることができる。

 

一方で、誰かにもっていってあげる場合は
大きな器を満たしてもっていった方がいいに決まっている。
そうすれば、たくさんの人に喜んでもらえる。

 

新しい環境に身を置くとき
前の職場や環境で得た経験によって、せっかく器を大きくしても
中を空にできなければ、新しい環境から学べることがなくなってしまう。

でも、求められれば、それまでの経験を新しい環境で活かすことで
全体の役に立つことだってできる。

 

常に満たしておくのでもなく
常に空にしておくのでもない

器を時には満たし、時には空にする。
それがふさわしいときに自由自在にできる人こそ
器の大きな人と言える。