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理想高き人は

2018/08/06

「大きな夢を持て、目標を高く持て」

よく言われる言葉ですが
大きな夢とか、高い目標は
自分の今いる位置から遠く離れたところを目指して生きろと言っている
わけですから、越えていかなければならないハードルは
かなり多い生き方をしなさいと言っていることと同義です。

ところがほとんどの人が
夢を持てばやる気になるどころか
理想が高ければ高いほど
現実の自分とのギャップに苦しみ
どうしていいかわからなくなる。
大人だってそれを肌で感じているはず。
子どもはなおさら、大きな夢を持つほどにどうしていいかわからなくなっちゃう。

 

理想の先生像が高ければ高いほど
今の自分とはかけ離れているように感じて
どうしていいかわからなくなる。
先生だって同じだろう。

大切なのは
理想はどこまでも果てしなく遠くに
でも、見据える先は常に一歩だけ前。
でありつづけること。

あくまでも、今日できることは
昨日よりもほんの一歩だけ前に出ること。

そして、それでも理想からはかけ離れているということを
考えるのではなく
昨日よりも一歩だけ理想に近づいたという
事実に目を向けて
明日も一歩だけ近づこうと心に決める。

そうしているうちにいつの間にか
遠い場所までたどり着いている

そうするしか大きい夢や高い目標を実現することはできない。
子どもに大きな夢を持たせて、それを実現させることができる
先生は、自らも大きな理想を持ち、それに向けて
日々一歩ずつ近づく生き方をしている人だけだろう。

もちろん僕の教師塾に集まってくださる
先生方は、理想が高い人ばかり。
だからこそ、今日、昨日よりほんの1ミリでも前に出ること
そんな生き方を続けることが
何より大事だということを、「授業」を通じて
伝えたつもりです。

明日は大阪、明後日は東京です。