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2019/07/17

「読書習慣は大切です」

それについてはほとんど誰も異論はないはず。
ただ、どこまで大切なものと感じているかは先生や親によって異なります。

「読まないよりは読んだ方がいい」程度か

「できる限り読んだ方がいい」なのか

「本なんか読む暇があるなら、素振りしろ」
という「部活>読書」の指導者もいれば、
「素振りの前に読書をしないから成長がないんだ」
という「読書>部活」といって指導者もいる。

受験勉強>読書なのか
それとも読書>受験勉強なのか

何よりも大切なのは読書習慣です。
という人もいるだろう。

いずれにしても
10年あれば世の中がまったく違った動きを見せるほど
時代の流れがもの凄く速いにもかかわらず、平均寿命が100年前の2倍になろうとしている
長い人生を生きなければならない
子供たちにとって「読書習慣」の重要性は増すことはあっても
減ることはありません。

中学・高校時代に先生が子供に与えることができる一番大きな財産は
「本を読むことの楽しさ、大切さ、素晴らしさを知ること」
だと僕は思っています。

石川県立小松明峰高校の校長先生が
どうしてもすべての子供に読んで欲しいということで
「ソバニイルヨ」を全校生徒分注文してくれました。
その数なんと738冊。
写真の箱にはすべて「ソバニイルヨ」が詰まっています。

その熱い思いと子供たちへの愛情に本当に頭が下がります。

これを手にする子供たちが、一人でもいいから学生時代に
本を読むことの楽しさ、大切さ、素晴らしさに気づいてくれることを
心から願っています。