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結構うまくいってる

2019/11/21

自分の中から外の世界を眺めて生きるのは
誰もがしている当たり前のことだけれども
ときには、自分の外から自分を眺める、第三の目を
持とうとすることも大切です。

というのも、自分の中から見た「自分にとって幸せなシナリオ」と
周りの人から見た「その人にとって幸せなシナリオ」は必ずしも一緒ではない。

一つの夢を実現したいと思ったとき
誰もが、苦労なく、才能を開花させて、ストレートに、最短距離でその夢にたどり着けたらいいなぁなんて思っている。
そうできるのが一番自分にとって幸せな夢の叶え方だと。

ところが同じ夢を実現するのでも
誰よりも努力をして、なかなか芽が出なくても諦めないで、別の仕事なども経験心がら遠回りをして、いろいろな挫折を乗り越えて、誰よりも様々な経験を積んでその夢を実現した人がいたとする。

その職業が例えば「先生」だったとして

一人の親として、
ある人が、苦労なくストレートに先生になれた場合と、様々な苦難を乗り越えて先生になれた場合の、どちらの人生を歩んだ先生に子供を担任してもらいたいかと聞かれれば、
僕の率直な思いはいろんな世界を見てきている人、つまり後者となる。

自分の都合ばかりではなく、自分とともに生きる人の幸せという視点を持って
自分の外側から、自分を眺めてみると
今苦しんでいることがあるからこそ、自分の周囲の人に優しくなれたり、助けることができる力を身につけられたりすることもわかる。
それがあるから、未来の自分は魅力的なのかもしれないぞと乗り越える前から思えることだってある。
 

そう考えると、なるほど自分の人生って結構うまく行っているんだな
と思える。