はみ出したくなる本
2019/12/26
世の中で他の人がやっていないことをやって成功している人は
誰かのルールや、社会の常識に合わせることで精一杯の人が見ると
信じられないくらい、自分のルールで生きています。
「本を読め」
子供の頃から、大人たちにそう言われますが
本を読んだらどんな大人になるのかを、「本を読め」と言っている大人も
よくわかっていない。
多くの場合、たくさん本を読む人は、常識人になれると言ったイメージがありますが、実はその反対。本を読むのが習慣化すると
その人は「非常識」になります。
考えてみると、坂本龍馬も吉田松陰もイチローも松井も
みんな誰かのルールや、社会の常識に精一杯合わせることで成功した人では
ありません。どちらかというとその反対。自分のルールに合わせて生きた
その時代の異端児です。
そういう人のことが書いてある本を読んで、「自分も」と感化されるわけですから、いい本というのは読めば読むほど、非常識になっていくのは当たり前と言えるでしょう。
逆を言うと
自分の殻をはみ出したくなる
常識に合わせようとして、「みんなどうしてるの?」ということにばかり気を取られている自分に「そんなことしたいわけじゃない」と気づかせてくれる
そんな本を読みなさい、ということでしょう。
年末年始のお休みが始まります。
旅行をする人も、家でゆっくりする人も
来る令和2年を「はみ出したくなる」ような本と出逢う日々にしましょう。