「孤独」のありか
2021/06/28
「孤独」というのは、
一人でいるか、それとも大勢の人の中にいるかという状況によって決まるわけではない。
山間の川の上流でカヤックをしているときは
大抵の場合一人だが、孤独を感じることなどはないのに
例えば、何かの立食パーティーに参加したはいいが、誰もが誰かと話をしている中、自分だけ話し相手が見つからずにどうしていいかわからないときとか、たくさんの人に囲まれながらもどうしていいかわからない状況で「孤独」を感じるがある。
つまり、孤独というのは
誰もいないところに存在するのではなく
人と人の間に生まれるもの。
孤独を解消するために
誰かと一緒にいようとすると、場合によってはより孤独を感じることだってある。
一人でもいい。
自分が他者とどのように結びついていると確信しているかの方が大事だ。
他者は、隙を見せれば自分を陥れようとしている存在のように感じることもあるかも知れないが
世の中はそんな人ばかりじゃない。
必要があれば、自分のことを助けたいと思ってくれている仲間だって世の中にはいる。