感想
2022/09/28
新作「よくがんばりました。」を読んだ感想が
お手紙やメールなどで少しずつ届くようになりました。
万人の心に触れることができる本というのは存在しませんから
ある人にとっては人生を変えるほどの衝撃である作品が
別の人にとっては何も感じなかった駄作と評されることがあるのは
わかっているのですが
自分の経験から考えてみても、本を読んでわざわざ著者に感想を伝えたいと思うのは
今のその人にとって本当に意味のある一冊に出会ったときだと思うんですね。
だから、こうやって感想をいただくたびに
「あなたのために書いたんですよ」
と言いたくなる。
「この本に人生を救ってもらった」
そういう人が一人でもいれば、著者にとってはそれで十分なんです。