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仰げば尊し 我が師の恩

2018/05/23

恩師というのは
ありがたいもので
出逢う前までは考えもしなかった価値観に気づかせてくれ
生き筋を見せてくれ
それまでとは180°違う人生に向かいたくなる憧れをくれる

そればかりか

会わなくなってからもなお
その顔を思い出すだけで
背筋が伸びる思いがして
苦しいときでも
「師匠ならどうするか?」
という問を発すれば、振る舞うべき道が決まり
人間的弱さから良心が曲がりそうなときも
強くあろうとする力をくれる

さらには

あちらの世界に逝ったあとも
自分があちらの世界に逝くときに

「よくやったな」

と言いながら恩師に向かえに来てもらいたい。
と思えれば、
あちらで待っている恩師に誇れる生き方をしようという覚悟と
日々、自らの使命に愚直に生きる力がもらえる。

先生とは
誰かにとってのそんな恩師になるということ。

簡単ではないです。
でも、素晴らしい役割です。

(本日収録の「喜多川泰の教師塾CD Vol.16」の内容より…)