一歩前に出る人
2018/08/23
先生という仕事は
理想高くあろうとする人ほど
その理想と現実の自分とのギャップに苦しみ
「自分は先生に向いていないのでは」
「自分は、先生にふさわしくないのでは」
と悩み、苦しんでいるものです。
でも
人間として完璧な人しか先生になれないのであれば
ふさわしい人なんていなくなってしまいます。
誰もが不完全な人間のままで
先生をやっているのです。
だから、先生にとって大切な資質というのは
現在の人間性が素晴らしいかどうか
とは別のところにあると考えてよさそう。
今の自分がどうであれ、今日よりも明日
子供たちのために、ほんの少しでも変化しよう努力している。
そういう人こそ
子供たちの前に立つにふさわしいと思うのです。
自分を卑下する必要なんてありません。
顔を上げて、今日
今いる場所から一歩だけ前に出ましょう。
そんな人こそ
先生に向いている。
心からそう思います。