働き方って
2018/09/10
子供の誕生日などに
子供が欲しいものと
親があげたいものの間には
大きな隔たりがある
子供は今の自分の欲求を満たしたがるし
親は将来の子供の人生に役立つものを与えたがる。
子供にとっては
果たしてどちらが嬉しいのか
嬉しい期間が続くのは後者である。
前者はもらった瞬間は嬉しいが、一年もしないうちに
何をもらったのかすら思い出せなくなることの方が多い。
同時に、親の愛や想いそして感謝
ときには親としての勇気など
たくさんの学びを得ることができるのも
後者である。
親が子供に与える贈り物の中には
無意識のうちに与えているものもある。
なかでも
一番の「生きる力」になり得るもの
それは
「働き方」
だろう。
いつの間にか自分も親になり
家族を支えるために働く側に回ったとき
親の働き方というのは否が応でも思い出され
自分の生きる基準となる。
「働き方改革」として
何時間以上は働かないようになんて
決められてしまうのは仕方ないが
そんな働き方を「遺産」として残したいなんて僕には思えない。
自分の働き方って
自分で改革するもの
子供たちが大きくなって
家族を持ち、この国をつくっていくような年代になったとき
自分のことを思い出したとき
心の底から力が漲るような
自分も負けていられないぞと思えるような
そんな「働き方の記憶」を残してあげたいと思う。
今日も力の限り
仕事を楽しみたいと思います。