Now loading...

才能なんてなくても大丈夫

2018/09/29

諦めなければ夢は叶うって
誰もが言うけれども
諦めたからこそ叶う夢だってある。

例えば
僕たちは誰もが自分の中には「才能」があると思いたい。
だから、幼い頃からその「才能」がなんなのかを自分の中に探そうとする。

探し方はいつも同じで
少ない努力で大きく花開くものこそが「才能」だと思い込んでいるので
ちょっとやってみて
それが自分に向いているかどうかを判定する。

本当にその分野において才能があるのなら
他の人と同じくらいの努力で
他の人の二倍、三倍と成長していけるはずだと
思い込んでいる。
そういうことができる人のことを「才能がある」というのだし
「自分はそれをやるために生まれてきた」
と思えるような「それ」と出会ったら
自分でもわかるはずだろう。
誰もがそう思いながら、そんな何かと出会えないかと期待している。

ところが、自分の中に
そんなものはない。
人の何倍も努力しても、花開く何かを見つけることができないまま
徐々に大きくなる。

そのうち一つの諦めがやってくる。

「自分の中には、ちょっとやれば花開く才能のようなものはないんだろう」

という諦め。
残念ではあるが、その諦めこそ
新しい人生の始まりを約束してくれる。

自分には才能がなさそうだから
誰よりもたくさん努力して、誰よりも時間をかけなければ
才能のある人と同じところまではいけない。

初めてそう思える。
そんな人だって多いのではないだろうか。

才能になんか頼らなくっていい。
才能なんてなくったって
僕たちは、どこまででも成長できるんだ。