目的と目標
2019/01/13
目的と目標は違うものです。
何かを手に入れたいと思うそれは『目標』であり
何のためにそれを手に入れたいのかが『目的』
大切にすべきは目的で
最初に『何のために』というのがしっかりなければ
目標自体が、本当に自分が欲しいものなのか、必要なものなのかすらわからない。
会社や仕事といったことも
何のために存在しているのかという目的が定まっていなければ
目標を設定することすらできない。
なぜこの会社が存在しているのか、何のために作ったのかこれが『目的』であり
その目的を達成するために、
今年はこれだけの人たちにこの会社の製品を届けたいと掲げるのが目標。
ところが、目標を掲げたら
目的を見失いがちになる。
目的のためではなく、目標のために目標を達成しようとするようになる。
目的がいつの間にかどっかにいってしまって
目標を達成することが何よりも大切…とずれていく。
実は、そのことがわかっていないのではない。
わかっていてもずれる。
だから
「目的は目標を掲げた時点で見失われがちである」
という事実を知っておくこと
それは、自分においても例外ではないと
自分に言い聞かせておくこと
そのことがわかっていたら
目的は日々刻々と自分に刻みながら
目標を見据えなければならないということがわかる。
まずは
「わかっている」
と安心しないで、自分もよくずれる…と思っておくだけでも
随分と違います。