悪者探しをやめる
2020/02/04
仕事や試合、プライベートの人間関係でも
何か問題が起こると「誰のせいでこうなった」と悪者探しが
始まります。
ほとんどの人が人のせいにする。
あいつが悪い。あのとき、あの人が、あれをしたから。
たいていの人がそれでおしまい。
でも、そんな中で心優しい人は自分のせいだと思う。
自分が悪い。あのとき、自分が、あれをしなければこうはならなかった。
ただ、そう思い込むためには心が強くなければならない。
だから、心優しき人は強い人になりたいと思う。
とはいえ、人はそれほど急に強くなれるはずもないので
やっぱり人のせいにしたり、それじゃぁダメだと自分のせいにし直したりを
繰り返して
そういう自分に自己嫌悪に陥る。
学びを続ける人は
誰のせいにもしない。自分のせいにも、他人のせいにもしない。
そこにはただ一つの事実があるだけで、それがいいことか悪いことかの判断は
誰にもできることではないことを知っているのだ。
学びを続ける人になれれば、心優しい人の
「自分が悪い」「あいつが悪い」という悪者探しのループから抜け出すことができる。
学んでいる人を見ると、強く見えるのは、その人が強いからではない。
その人は、「悪者探し」をやめているからだ。
悩みのループに陥っている人は
悪者が確定したら、その悩みがなくなると思っているかもしれないが
そうではない。ループから抜け出して初めて悩みがなくなる。
だから「学ぶ」って大事。
誰も悪くないってわかることだから。