I met a boy. 明日はバンビ
2020/08/31
読みやすいと言ってもこれほど読みやすい本はないでしょうし
面白いと言ってもこれほど面白い本はそうないだろう。
「I met a boy. 父の日に、バンビ公園で。」
を最初に読んだときの僕の感想です。
僕の感想が身近にいる人間の身贔屓ではない証拠に
著者の松尾にとってこの作品がデビュー作であるにもかかわらず
すぐに当時のテレビ番組「エチカの鏡」に取り上げられました。
普段本を読まない人に本を読む人生を送ってもらいたいと
著作活動をしている僕としては、すぐにその世界観に引き込まれる
松尾作品に驚き、
「どうしたらそんな文章書けるの?」
と聞いたほど。(笑)
その松尾健史が
「I met a boy. 父の日に、バンビ公園で。」
について語ってくれます。
就職活動36連敗の末務めたIT企業では落ちこぼれ。
学生時代からの彼女には別れを告げられ、唯一の楽しみは家で
ナイターを見ながら缶ビールを開けること。
そんな燻った生活を送る、篠崎浩平27歳。
彼の人生を変えたのは、「バンビ公園」で出会った不思議な少年だった。
そうですね。僕たちはいつも、この物語の少年と話をしなければならないのかもしれません。
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お時間のある方は、ぜひご参加ください。
一緒に楽しみましょう。
9月1日(火)松尾健史の「ほんのキモチです」