本棚を見れば
その人がどんな人かが分かります。

何が好きで
何を大切にしていて
どんな人になりたいのか

その人の本棚は
その人の憧れそのものともいえるほどです。

学校や塾の教室にある学級文庫も同じです。
そこに並んだ本を見れば
先生がどんな人で
子供たちにどんな人になってほしいと考えているのか
よく分かります。

逆に自分では本を読んでないけど
みんな置いてるからという理由や
他の先生の勧めでとか
子供たちに人気だからという理由で
並べられた本棚は、それはそれでよくわかるということです。

「ああ、この先生は本を読まないで作ったな」と

確かに、どこかの推薦や誰かのお墨付きをもらった選書を
並べておけば無難なのかもしれませんが
それよりも
先生が、生徒たちにどうしても出会って欲しいと思う本があるでしょ。
って思っちゃいます。

実際にたくさん本を読んでみると、これはどうしても
この年齢の頃に出会っておいて欲しいと思う本は
世の中に溢れていますから。

まずはそんな一冊と出会うところからですが。

喜多川泰監修オリジナルブックカバー
「書斎人　〜 stylist」