曼珠沙華
2021/09/27
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は「彼岸花」の別名。
彼岸の頃になると「赤い花」を咲かせるこの植物は
「墓花」「死人花」「幽霊花」など
別名や地方名だけで1000を超えると言われている。
人も様々な呼び方で呼ばれる。
名前、肩書き、役割、あだ名
山田太郎、太郎、部長、パパ、先輩、お兄ちゃん、たろちゃん、山ちゃん、あなた、お客さま、先生、山田さん、お隣さん
呼ばれ方の数だけ
関係性があることがわかる。
それぞれの呼ばれ方をするコミュニティを持っている。
そして、個人差はあるが呼ばれ方の数だけ
顔や性格があるのがわかる。
同じ人でも、それぞれのコミュニティの中での性格は異なる。
呼ばれ方が異なっても
同じ人でいられるようになってくると
あっちの自分をこっちで出したら、こっちでは受け入れられないかもしれないとか
考える必要がなくなる分だけ、生きるのが楽になる。
あっちでもこっちでも
同じ自分でいるとしたらどんな顔と性格の自分でいるのが「自然」なのか。