よく目にするもの
2022/03/16
子供が憧れる職業は、時代とともに変化していくが
やはり目にする機会が多い職業が、憧れとなりやすい。
昭和50年代の男の子は圧倒的に「プロ野球選手」だったのではないだろうか。
テレビでは、毎日のようにプロ野球のナイターが放映されていた。
平成になって、「サッカー選手」が増えた。
Jリーグが盛り上がり、やはりテレビで試合を放映することが多かった。
令和になって、野球もサッカーもテレビで見ることは以前よりも少なくなった。
それどころかテレビそのものを見る機会が減っている。
代わりに子供たちはYoutubeを見るようになった。
それを反映して、子供達の将来の夢は「Youtuber」というのが人気になっていった。
今は以前に比べるとその人気も少し落ち着いてきたような気がする。
一方で、医師や看護師といった職業の人気が上昇しているという。
コロナ禍で伝えられるニュースの影響だろうが、
誰かの役に立つ仕事をすることがかっこいいという感覚は、幼い子供でも持っているということがわかる。
よく目にすることに人は影響を受ける。
いつも見ているものを思い出せば
自分の未来も予想ができる。