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旅する絵本、旅立つ

2022/04/14

今から十年以上前

僕の作品を100冊買って
すべての本を旅させるという人がいました。

本を読んだら
この本を読んで欲しいと思う人にそれを渡す。
そうやって人から人へと本が旅をしていくわけです。

本の最後のページには紙が貼ってあって
50人の人が名前と住所、ちょっとした感想が書き込めるようになっている。
そして50人目の人は「ここに戻してください」と
旅をさせた人の住所が書いてある。

どれだけ戻ってきたのかなぁ

多くは誰かの本棚でずっと泊まっているんだろうな。

 

旅するぬいぐるみが我が家にやってきたこともありました。

こちらはもっと計画的で
バックパッカーだった僕の友人(アメリカ人)が
子供の誕生プレゼントに、世界中を旅したぬいぐるみをあげたいということで
世界各地で出会った友人たちにそのぬいぐるみが世界中を旅している写真を撮って
アルバムを作って、次の人に回してほしい、という手紙とともに回ってきました。
アルバムを見ると、それまで世界中のいろんな国をそのぬいぐるみが旅してきたことがわかります。
ちょうど講演で日本中を飛び回っている時期だったので
浅草、京都、横浜など日本中で写真を撮ってアルバムを作って、次の人に送りました。

こちらは、無事間に合ったと連絡がありましたね。

思いがけず「旅する絵本」が僕の元にやってきました。

ちょっと長居させてしまったのですが、そろそろ旅立ちたいとのことなので
次の人にお渡ししました。

こちらの旅は終わりがなさそうなので、これからどんな出会いとドラマが続いていくのか
思いを馳せるのが楽しかったですね。

旅するだけじゃなく、旅させるという発想。
誰とどんな出会いがあるのか想像力を掻き立てられます。