食わず嫌い
2023/02/07
「食わず嫌い」という言葉があるように
多くの人は経験したことがないけれども
「そんなのやっても意味ない」
と決めて、頑なに挑戦しようとしない人がいる。
例えば「本を読む」
ということ一つとってもそうで
普段本を読まない人には、たった一冊本を読んでもらうことも困難だったりする。
でもそういう人ほど
何かのきっかけで本を読み始めると
「どうしてもっと早くこれをしなかったのか」
と人生の大転換を起こす可能性がある。
「講演会」も同じ。
興味のない人を参加させることは難しい。
「そんなの聞いても意味がない」
「時間とお金の無駄」
でも
たった一度の講演会への参加から
人生が変わるという経験を僕は何度も見てきた。
そしてやはり
「どうしてもっと早くこれをしなかったのか」
と思う。
経営者や親、先生といった人を育てる役割を持っている人は
「本」「講演会」といった経験を
「食わず嫌い」のままにしないほうがいい。
いいと言われる本や、講演にはチャンスがあれば参加する。
時間やお金をかけて読んだり、聴いたりするからには、
何か少しでもいいから学び取ろうと思う。
自分の変化が早ければ早いほど、多ければ多いほど、子どもや部下は多くを学ぶことができる。
指導者がお金や時間をかけて学ぶと
同じ学びの恩恵をその指導を受ける人が受け取ることができる。
僕は大体その入り口にいる。
本を読んだことがなかった人が、本を読む人生に。
講演会なんて興味がなかった人が、講演会を人生に役立てる人に。
大変な役割だが
その変化を目の当たりにすることも多い。
喜多川作品を読んで、本を読むようになったという人は
機会があれば、話を聞きにきてみてほしい。
その先にはさらに新しい世界が広がっているだろうから。
2月15日(水)には大阪で経営者対象の一般の講演会が
2月18日(土)には長野で親・教育者対象の講演会が開催されます。
興味のある方は
是非ご参加ください。