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あたりまえの更新

2018/04/17

職種によらず、『誇り』を感じさせてくれる人の仕事は
している姿も、出来上がったものを見ても感動します。

『誇り』というのは職種によって生まれるのではありません。

「こんな仕事に誇りを感じることは出来ない」
という人もいますが、同じ仕事をしていながら
誇りを感じている人だっているわけです。

自分の仕事を通じて、社会にどう役立とうとしているのか
それが明確な人は、どんな仕事であれ誇りを持って臨むことが出来るし
仕事が単なる生活の糧を得るための手段でしかない人は
職種によって、誇りが持てたり、そうでなかったりするのかもしれません。

一方で

本人は「誇り」を持って仕事をしているつもりなのに、
それを見る人にあまり感動を与えない
ということもあります。
その違いを生むのは何か。

それは『あたりまえ』の違い。

同じ職種の人であっても「あたりまえ」はひとり一人違う。

例えば、『レストラン』で働く料理人はそれぞれ

「シェフなんだから、これはあたりまえ」
と思えるラインをあらゆることについてもっているはず。

でも、それがひとり一人違うわけです。

 

どんな食材を仕入れるか、から始まり
仕事が終わったあと、どこまで調理場を綺麗にするかに到るまで
ひとり一人が、ひとつひとつについてまったく違う「あたりまえ」

一流の人というのは
この『あたりまえ』を更新し続ける人のことを言うのでしょう。