楽して儲けるとか
誰よりも少ない努力で誰よりもいい結果を期待するとか
最短距離でゴールにたどり着くとか

あたりまえのように思われているけれども
その考え方こそが、実は成長を一番邪魔しているのかもしれない。

そう思える例を
僕はこれまで数限りなく見てきた。

ちょっと頑張ったら、一気に偏差値が上がるような方法ないかな…

なんて考え始めたら
いつまでたっても、何も始められないままになってしまう。
なぜなら、今自分がやっている方法よりも
楽に点が上がる方法があるような気がしてしまうから。
そんな状態では、今やっていることに集中なんてできない。

それに、「いい方法あるよ」という誘惑もある。
そんな誘いに簡単に引っかかるのは、
学生であれば「楽して受かる」
大人であれば「楽して儲かる」を探している人だ。
簡単に騙される。

どんなに苦労してもいい、どれだけ大変でもいい。
昨日よりも１mmでも漸進できるのなら、人間的に成長できるのなら
何でもやる。

そういう気概を持ったときから、人は輝きを放ち始める。
それまでとは違う人間の力のようなものが漲るのを感じる。

そういう人は騙されない。

遠回りでもいじゃない。
誰より苦労してもいいじゃない。
それが無駄になることなんてないんだから。

何より
命を輝かせて生きる。
その方が、大事でしょう。