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感謝を口にしてる?

2019/06/27

どんな簡単なテストや仕事においても
絶対に間違えを起こさないというのは大変難しいこと。

同じように、我々の身体を作っている各器官も
間違えることなく『普通』に機能するって
すごいことかもしれない。

ところが、それを『当たり前』と思っている。
だから、調子が悪くなったときに初めて
「早く元通りになってもらわないと困る」
と思ったりもする。

が、その前にそれまで、変わることなく普通に機能してきたことに
感謝することが大事だと思う。

先日、
身体を壊したのをきっかけに自分の臓器に名前をつけて、毎日話しかけたり、今日もありがとうと御礼を言ったりしているという人と出逢った。

そう言われてみてハッとする。

例えば、よほど食べ過ぎたとか、傷んでいるものを食べたとかして、胃が痛くなる時を除いて、胃に名前をつけて(例えば「まもる」とか)

「まもる、今日もいつも通り働いてくれてありがとうね、助かるよ」

なんて気持ちになったことってあっただろうか。
何事もなく働くのが当たり前だと思い込んでいることが、自分の身体一つとっても何と多いことか。

もちろん、名前をつけるかどうかは別として
もっと、自分の胃が正常に機能していることに対しての感謝を口にしてもいいだろうと
思った。
何しろ、正常に働いてくれていて当たり前だと言わんばかりに
無視され続けたら、人間だったらへそを曲げてもおかしくないだろうから。

もちろん胃だけじゃない。

目、耳、鼻、舌、歯、食道、小腸、肝臓、心臓、肺、…
あらゆる器官に感謝しないとね。

本当にそう思う。