自分に「いいからやれ」と言え
2019/10/16
何かをやった結果起こることがある。
例えば
走ると呼吸が荒くなる。
腕立て伏せをしたら筋肉が疲労する。
何度もピアノの練習をしたから、新しい曲が弾けるようになった。
とか
逆だと考えている人はいない。
呼吸が荒くなるから走るんだ
筋肉が疲労したから腕立て伏せをする
新しい曲が弾けるようになったから、何度も練習をする
これらはおかしい。
ところが、こと「やる気」と「行動」の関係となると
逆に考えている人があまりにも多い。
「やる気」の結果起こることが「行動」だと思っている人が多いということ。
でも、「やる気」の結果が「行動」ってこの言葉だけでも違和感を感じるのには十分だろうと僕は思う。「やる気」を持っただけで結果が生み出させるわけではない。
「行動」の結果「やる気」が湧いてくる。
つまり、「やる気」というのは「やる」からこそ生まれる結果でしかない。
だからやる気を出すには
自分の感情を無視して、自分がやると決めたことを粛々とこなすに限る。
「しんどいなぁ」
「やりたくないなぁ」
「面倒臭そう」
といった感情を一切無視して
「やると決めたからやる」の一点張りで行動を始める。
そうすると、結果として「やる気」がやってくるのです。
「やる気になる方法」を探しても
行動には結びつかないのは、原因と結果が反対だから。
というわけで
「いいからやれ!」
と自分に言おう。
それを自分に言える人であろう。
それを言って重い腰を上げた数だけ、「やる気」は湧いてくる。