今年で５回目の浜松での講演会。

主催の「浜松、喜多川泰の会」略して「浜泰会」は
本当に個性豊かたな人たちの集まりで、それぞれがそれぞれの
持ち味を生かして講演会を作り上げてくれています。

一冊の本を読んで感動したり、人生観を変えてもらえたり、今の自分を救ってもらえたり、挑戦する勇気がもらえたりした経験がある人は、その感動を自分にとって大切な人、家族や恋人にどうしても伝えたいという感情が自然と湧いてくると思います。

読んでさえくれれば、自分がどんな気持ちになったのか、自分で話をするよりもよく伝わります。そして、同じ本を読んでいる人と出逢えること、または、出逢った人と同じ本を読むという経験を共有できることは、本当に幸せなことです。だから、勧めた方を読んでくれる人同士というのは、親友（もしくは心友）になりやすい。

講演会に集まる人は、お互い「はじめまして」でも、ほとんどの人が過去に一つの経験を共有しています。それは「同じ本を読んで感動して、行動してみよう等勇気を出してみた」ということ。

それは人生を通じて付き合える親友となるに十分な経験の共有です。

本には出逢った人を、一瞬で一生の縁にしてしまう不思議な力があります。