どんなに教え方が上手でも
ピアノが嫌いな先生にピアノを教わらないほうがいいだろうし
サッカーが嫌いな指導者にサッカーを教わらないほうがいい。

その指導者からは
「サッカーの楽しさ」を教えてもらうことはできない。

「学ぶ楽しさ」を教えることができるのは
学ぶことが楽しくて仕方がない先生だけだ。

ところが教えるのは大好きだが
自ら学ぶことに関してはあまり好きではないという先生は多い。
あるゴルフのレッスンプロが、
「一番教えるのが厄介なのは医者と先生だ」
と言っていた。

「教えるのが好きだから先生になったのだ」
というかもしれないが、それでは「学ぶ楽しさ」を伝えることはできない。

いくつになっても「学ぶこと」は楽しい。
楽しくて仕方がない。
だから、そのために時間もお金も使う。
わざわざ出かけて行って学ぶ。
時間をとって学ぶ。
寝る間も惜しんで学ぶ。
そしてその素晴らしさを出逢う人に伝えたい。

そういう先生が増えて欲しい。

だって、そんな大人と一人でもいいから出逢えた子供は幸せだから。