本屋として役に立つ
2019/09/17
沖縄での講演会でも書籍の販売があり
サイン会では本当にたくさんの方が並んでくださいました。
会場で書籍販売をしてくれた本屋さんは
「ブックランドフレンズ」さん。
「ん?」
と思われた方も多いのでは?
そうブックランドフレンズは兵庫県伊丹市にある本屋さんです。
実は、先日行われた下関での講演会も書籍販売はブックランドフレンズさんでした。
売るための本を持って移動するのも大変であれば
販売のために日本全国渡り歩くのも
書籍を沖縄に送るのもすべてタダではありません。
そう考えると、伊丹から下関に行って、そこから福岡に行き
沖縄まで来るというのは常識で考えるとあり得ないことだというのは
誰でもわかること。
きっと儲けはほとんどないか、むしろ経費の方がかかっているか…
そこまでして出張販売に来てくれるのは
なぜかを店長の河田さんに聞いたことがあります。
もちろん本屋ですから
儲かるに越したことはないんですけど
それより大事なのは
本屋として人の役に立つことなんです。
喜多川さんの作品を買って帰った人が、それを読んで人生が変わることが
あるじゃないですか。
そうやって本を必要としている人に
本を届けるのが本屋の役割ですから。
それができるんだったら、儲かるとか儲からないとか関係なく
日本中どこへでも行きますよ。
そう言っておられました。
そう、大事なのは人の役に立つこと。
その本質を忘れず、日本中を駆け回っている本屋さんがある
そのおかげで、人生を変える本と出会ったという人が
これからもたくさん増えていくことでしょう。
沖縄から下関に渡り、下関においたままだった車に乗って
今頃伊丹を目指して東に向かっているのでしょう。
その河田さんを中心とした伊丹の講演会実行委員のみなさんが
9月29日に行われる伊丹でのイベントに向けて
毎朝「喜多川泰を語る」という動画を配信しているようです。
けっこう面白い…