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胸を熱くする動画

2021/10/26

見えないところにまで手を抜かないからこそ
生まれてくる技術進歩、美しさがあることを
一流の職人は教えてくれます。

一流というのは
誰でもできることを誰にもできないところまで
続けることができる人のことを言うのだと知ったのも
そういうたくさんの職人さんおおかげです。

「どうしてそこまでやるのか」

という質問をする人や、疑問を抱く人は
手間と収入、または手間と仕上がりの美しさなどを天秤にかけて
「そこまでやって、この程度なら割りに合わない」
と思う人なのだろうが、実際にそこまでやる職人の価値観は
それらの天秤すらない。
ほんの少しでも美しく仕上げるために
そうした方が美しく仕上がるとわかっているのであれば、どのような手間であっても、どれほど時間がかかっても乗り越えていく。すべては、職人の求める「理想の仕上がり」のために。

職人気質とはそういうものだということも教えられた。

僕が考案した
本好きのためのブックカバー「書斎人」。
制作をお願いしているHaruleatherさんが、制作動画をアップしてくれました。

購入を検討されている方はもちろん、既に購入した方に是非見てもらいたい。
相当な部分を編集でカットして、相当な早送りで編集して38分を超える動画になっていることから
自分が手にしているブックカバーを制作するために、実際にはどれほどの時間がかかっているのかを
想像しながら見て欲しい。

ただブックカバーを作るだけの動画だが
ただの一枚の革から、見事な芸術作品が出来上がっていく過程を目の当たりにすると
その過程に感動し、何かを作り上げるというのは、手を抜かずに丁寧に一つずつ仕上げていくしかないのだということを教えてもらえる。
そして、これまで既に数百ものブックカバーをこうやって一つ一つ制作してきたのだと思うと
どれほど言葉を尽くして「丁寧に作っています」と言っても伝わらない「何か」を感じて
胸が熱くなってこないか。

 

喜多川泰オリジナルブックカバー
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