満月
2022/01/19
昨夜は美しい満月が見られました。
月に満ち欠けがあるのは、月が地球の周りをおよそ1ヶ月で一回、周っているからで
同じように、日本に四季があるのは、地軸が傾いたまま地球が太陽の周りを周っているからです。
冬至から冬至までの一周にかかる時間を一年といい、約365日で一周する。
ということは地球は地球から太陽の距離(半径)の6.28倍(直径 × 3.14)の距離を移動していることになる。
その速さ、およそ時速10万7000km(一時間に地球を2周半できる速さ)。
同時に1日に一回転している。その速さ、赤道上でおよそ時速1700km(一時間で日本列島の端から端までいけるくらいの速さ)。恐ろしい速さで動くアトラクション内にいることになる。
そんな超音速の移動をしている星に立っていながら
まったく動きを感じないのだから、昔の人が「天動説」からなかなか抜け出せなかったのも頷けます。
認識できないけど、恐ろしい速度で動いているものがあるということです。
それを感じるには、様々な知識の集合と知能の蓄積から導き出された「法則」を知ることから
始める必要があります。(地動説は今や誰もが納得はしていますが、相変わらず認識できない)
他にも認識できないけど、驚くほどの速さで動き続けているものがたくさんあるでしょう。
すべては動き続けているのですから。