「俺が見る」
2019/07/03
職人と呼ばれる人と一緒に仕事をしていると
一つの作品を仕上げるときには、それを購入したり、使ったりする人には気付かない
様々なこだわりや細かい工程が隠されていることに驚かされます。
1000人中999人が気付かなくても
一人が気付いたときに、その仕事が「丁寧」だったかどうかがわかる。
そんな一人のために手を抜かない。
そんな姿勢を持った職人さんと出逢うと
本当に嬉しくなります。
Macの基盤(中身)を美しくデザインすることにこだわっていたスティーブジョブズは
「そんなところどれだけ綺麗にデザインしても誰も見ないのに…」
という周りの声に対して
「俺が見る!」
と言ったそう。
オリジナルブックカバーの制作でお世話になっているHaruleatherの清水亮輔さんが、僕の誕生日にプレゼントとして札入れを制作してくれました。
見た目のシンプルさ、素材の高級感、圧倒的存在感、そしていつも変わらぬ一針一針縫製されている縫製の丁寧さ… それくらいは僕にもわかる。
他にもたくさんの工程があって、説明してくれたんですけど、覚えきれない(笑)。
(詳細は清水さんのこちらのブログで説明してくれています)
とにかく、ものすごく思いを込めてつくってくれたということは伝わってきました。本当にありがたいです。
大切に、毎日使います。