自国の歴史を大切にすることは
2019/07/12
数日前のブログ(「地域の宝」)でも書きましたが
その土地の人たちが大切にしているものが何かを感じる力は
その人を国際人にしてくれると思います。
日本にやってくる外国人が
日本の人たちが大切にしている文化を大切にしようとしてくれる様子からは
旅慣れした国際人という感じを受けるし、
日本にやってきても、日本の文化を大切にするのではなく
自国の文化をそのまま持ち込んで振る舞う様は
手放しで歓迎できない心の壁をつくってしまいます。
誰かと出会ったときに
「この人は何を大切にしてるのだろう」
と考える目はとても大切にしなければならない「ものの見方」だと
僕は思っています。
一方で
「日本の人たちが大切にしてきた文化」って何?
この質問に日本の人たちが
案外答えられなかったりするものです。
日本の人たちが、過去の日本人たちに対して
「何を大切にしていたのだろう」
と考える目を大切にしてこなかったからじゃないかと思います。
自分の国の歴史を大切にするということは
誰かが大切にしているものに気づける人になるということです。
つまり、人に対して優しくなれるということ。
8月10日(土)
白駒妃登美さんをお迎えして行われる講演会
「勇気をくれる日本史 in 横浜開港記念会館」
先人たちが大切にしてきたものを知ることで
自分の「人生」の使い方を考えるきっかけになるでしょう。
僕も参加されるみなさんと一緒に創り出す
開場の空気感とその場でなければ感じられない感動を
楽しみにしています。
令和元年特別講演
「勇気をくれる日本史 in 横浜」詳細