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ヒカルの卵

2022/07/01


Book サロン「Ladybird」で皆さんにプレゼンをしていただいた作品と
ご感想が素敵でしたので、「読書の広場」で紹介させていただいております。

今回はこちらの作品…

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喜多川の感想
とてもあったかい、人の繋がりの素晴らしさがわかるストーリーでした。どんな出来事が起こっても「自分はついている」と思い込んでいる人間の発する陽気は周りの人を動かし、連鎖的に素晴らしいことを人生で起こし、多くの人を幸せの渦に巻き込んでいく。それはこのストーリーの中だけの話ではなく、この世界でたくさん起こっていることだと思います。だから、この思い込みは本当に大切なんですね。主人公がこの思い込みを持ち続けることができたのは、そう言い続けてくれた人があってのこと。そうやって育ててもらった人が、同じようにして人を育てることができるのでしょう。その輪の中に入っていきたいと感じる作品でした。本の最後に紹介されていた、青梅の「たまご倶楽部」は、僕がいつもカヤックをしている場所にほど近いところにありました。すでに何回も通って、卵かけご飯専用卵を買う常連になっています。素敵な本をありがとうございました。


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ご参加いただいた皆様からのご感想

行列のできるレストランにカフェ、ご当地グルメに幻の食材etc… この頃のTVは食べ物番組ばかり。少々辟易しているし、あまり興味もない。食べるのは生きるためで、贅沢な食事は罪悪感を伴う。(かつての旅が少なからず影響して)どちらかというとこの手の行列は避けてきた私ですが、この本を読んで「但熊」さんには並んでもいい、いや並んでも食べてみたい!と思ってしまいました。そこに「愛」を感じたからです。美味しい卵作りに人生を賭ける。丹精こめて育てた卵でお客さんを幸せにしたいという熱量に心動かされました。百笑館ができるまでの経緯も、ロールケーキの誕生までも、共通して根っこには愛があるなぁと。そもそもムーさんの「俺はツぃてんだぁ」の考え方が私の大好きな思考の在り方で、終始「それそれ!」と同意しながら読み進めました。

そして少し「ものの見方」が変わりました。行列してまで食べるということを単純に贅沢だと考えるのではなく、何事もそこに至るまでの人の道があり、本当に素晴らしいものには「想い」が詰まっているのだなぁということ。実際に味わったときにどんな想いを受け取れるか、今から楽しみです。読書の時間と旅への期待。ダブルで楽しませて頂きました。
 
  
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本屋においてあったら、手にとらなかったろうなぁ。よかったです。よむことができて!おまけに、ネットショップで、読み終わるまでまちきれず、かいました!
本も、ストーリがわかりやすくて、むーさんのようになりたいです。本に、大好きなたまごけご飯。いちどに、二度たのしめる楽しい本を、ご紹介いただいて、ありがとうございます。
 
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森沢明夫さんのヒカルの卵を読んでから、森沢さんの本に興味を持つようになりました。ありがとうございます!
 
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ムウさん^_^いいっ!

自分を信じて突き進んで、時に凹みつつも前を向いて進むことを恐れずに勇気を出して進むうちに、まわりを巻き込んで応援されて、そして村おこしが成功する。

勇気とほっこりとした優しい気持ちが湧き上がる本でした。きっとムウさんが失敗して村おこしがうまくいかなくなっても、皆んなでまたムウさんを奮起させてみんなで進んでいく。そんな関係性ができているんだろうなぁ。そんな風にも思いました。

ありがとうございます。


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とても読みやすく、面白くて一気に読んでしまいました。
読み終わってからしばらくは、たまごがけご飯生活が続きました。

ムウさんののんびりさ加減に少し呆れながらも、そういう人をついつい応援してしまう周りの
人たち(登場人物)の気持ちに共感。(笑)

自分が頑張ってきたことがいつか誰かの役に立つかもしれない。
一人一人が違う力を持っていて、その力を使って相互に支えあえば何か大きなものに変わるのかもしれない。
町(村)おこしや、地域社会の未来に希望が持てるお話でした。

「ヒカル」の命が教えてくれた「卵一つ」、「食べ物」の大切さを忘れずにいたいです。
目の前に出された料理を単なる食事としてとるのではなく
生産者さんたちが丹精込めて育てあげた食べ物に対する感謝を持つことができれば
自分の生活はいかに「贅沢」なものに囲まれているかということに気づけると思います。


ヒカルの卵