書名：天切り松 闇語り　第一巻　闇の花道
著者：浅田次郎
出版社：集英社文庫

＜喜多川の書評＞

浅田次郎さんの作品は、大好きなものが多いのですが、中でも「天切り松シリーズ」は大のお気に入りです。読んで行くうちに「粋とは」「生き様とは」そういうことを自然と考えていて、自らを見直すきっかけをくれます。
「やっぱり、かっこよく生きたいよなぁ」
そう思いながら読んでいると、必ずホロッと涙する場面もあり、小説の持つおもしろさが詰まっています。

安吉親分、栄治兄、説教寅、書生常、おこん姐
ひとり一人が違った魅力を持った安吉一家。
出会ったが最後、あなたも安吉一家の虜になるでしょう。

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天切り松シリーズ　第2巻〜5巻